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個人事業から法人に切り替えるときは、会計ソフトを続けて使うか、乗り換えるかで迷います。この記事では、法人向けクラウド会計として freee会計とマネーフォワード クラウド会計の2サービスを、公式サイトの情報だけをもとに整理しました。人数の上限、料金の形、導入時のサポートなど、乗り換えのときに確認したい点を中心にまとめています。
結論
1人で使う人
マネーフォワード クラウド会計ひとり法人プランは経営者1名向けで、1ヶ月の無料トライアルをクレジットカード登録なしで始められます [5]
2〜3人の会社
freee会計スターターは3人までのメンバーを含み、電話対応を含むサポートが付くプランです [4]
4人以上の会社
マネーフォワード クラウド会計ビジネスプランは利用者4名以上の中小企業向けとして案内されています [5]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: 両社とも基本料金に加えて、人数や利用量に応じた課金があります。freee会計は経費精算や受発注書類の送付に従量課金があり [4]、マネーフォワード クラウドは利用人数が増えると追加料金が発生します [5]。
- 人数と処理量の上限: マネーフォワード クラウドのひとり法人プランは、管理コンソールに登録された人数が1名の場合に限り契約できます [5]。このプランは、1会計年度に登録できる仕訳数が500件までです [5]。freee会計のプランにはメンバー数の目安があり、追加メンバーの料金も別に決まっています [4]。
- 導入支援とサポート: マネーフォワード クラウドにはデータ移行サービスを含む導入支援プランがあり [2]、freee会計にも導入支援サービスの案内があります [3]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-11 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| freee会計 | スターター(年払い) 税抜5,480円/月(税込6,028円)+従量課金、ひとり法人(年払い) 税抜2,980円/月(税込3,278円)[4] | 30日間の無料お試し、クレジットカード登録不要 [4] | ひとり法人から中小企業向けまでプランがある [3] | 給与連携(スタンダード以上)、CRMシステム連携(アドバンス)[3] | チャット・メール、スターター以上は電話サポートあり [3] | 初期費用と解約料がかからず、スターターは電話対応を含むフルサポート付き [4] | 経費精算と受発注書類の送付に従量課金があり、スターターの経費精算は承認1段階まで [4] |
| マネーフォワード クラウド会計 | ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)、スモールビジネスプラン(年払い) 税抜4,480円/月(税込4,928円)[5] | 1ヶ月の無料トライアル、クレジットカード登録不要 [5] | 個人、新設法人1年目、従業員数50名以下の企業、51名以上の企業にプランが分かれる [2] | API連携・CSV連携で自社製品間や他社システムとつながる [2] | チャット・メール(営業受付時間あり)[2] | 会計・請求書・経費・人事労務など12サービスを組み合わせて使える [5] | 決済はクレジットカードのみで、途中解約しても返金がない [5] |
各サービスの公式情報
freee会計
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-11 時点
- 向いている人
- 3人までの小規模法人で、電話対応を含むサポートが付いたプランから始めたい人 [4]
- 向かない人
- 経費精算や受発注書類の送付が多く、従量課金を抑えたい人 [4]
- 長所
- 30日間の無料お試しがクレジットカード登録なしで始められ、初期費用と解約料がかかりません [4]
- 短所
- 経費精算は利用者ごとの従量課金で、受発注書類のメール送付は1件ごとの課金です [4]
- 料金
- スターター(年払い) 税抜5,480円/月(税込6,028円)+従量課金 [4]
freee は個人事業主向けと法人向けで製品の案内が分かれています [1]。法人化の後は、法人向けの freee会計の料金ページで自社の人数に合うプランを探します [3]。ひとり法人プランは、一期目の決算を終えた法人が記帳業務をクラウド化したい場合の記帳特化プランです [4]。
法人向けの料金は従業員規模の選択肢があり、年払いと月払いを選べます [3]。細かい機能差はプラン別機能表で公式ページを確認してください。
マネーフォワード クラウド会計
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-11 時点
- 向いている人
- 経営者1名の新設法人で、まず無料トライアルで画面を試したい人 [5]
- 向かない人
- 1会計年度の仕訳が500件を超える見込みの、ひとり法人プランを検討している人 [5]
- 長所
- 導入支援プランでデータ移行などを任せられ、現行システムからの切り替えに備えられます [2]
- 短所
- 支払いはクレジットカード決済のみで、銀行引落や請求書払いは使えません [5]
- 料金
- ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[5]
マネーフォワード クラウドは、個人向けと法人向けでプランが分かれています [2]。法人向けは、新設法人1年目向けと小規模〜中小企業向けに分かれ、人数の目安が決まっています [2]。トライアルで入力したデータは、トライアル後も引き継げます [5]。
料金体系は2027年6月に一部改定が予定されており [5]、2026年12月にも改定の予定が案内されています [2]。契約前に、サポートサイトで最新の内容を確認してください。法人限定のギフトカード還元キャンペーンは、2026年10月31日までの新規契約が対象で、年払い・カード決済などの条件があります [5]。
関係する制度
法人は帳簿と取引に関する書類を、事業年度の確定申告書の提出期限の翌日から7年間保存する必要があります [6]。青色申告書を提出した事業年度に欠損金が生じた場合などは、10年間になります [6]。電子帳簿保存法の扱いは、国税庁の「電子帳簿保存法Q&A(一問一答)」を参照するよう案内されています [6]。
個人事業の青色申告では、帳簿書類は原則7年間の保存で、請求書や見積書など5年間でよい書類もあります [7]。事業の廃止などで青色申告を取りやめるときは、取りやめる年分の確定申告期限までに届出書を提出します [7]。法人化にあわせて個人側の手続がどうなるかは、税務署や税理士に確認してください [7]。
インボイス制度では、適格請求書を交付するには税務署長の登録を受けた適格請求書発行事業者になる必要があります [8]。登録番号は、法人番号を持つ課税事業者なら「T+法人番号」の形です [8]。個人事業者のときの登録番号が法人化でどう扱われるかは、国税庁の公式ページで確認してください [8]。
費用の目安(計算例)
- 1人・マネーフォワード ひとり法人プラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-11時点の料金から計算)
- 3人・マネーフォワード スモールビジネスプラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込4,928円/月 × 12か月 = 税込59,136円(2026-10-11時点の料金から計算)
- freee会計 スターター(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込6,028円/月 × 12か月 = 税込72,336円(2026-10-11時点の料金から計算)
- freee会計 スタンダード(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込9,878円/月 × 12か月 = 税込118,536円(2026-10-11時点の料金から計算)
計算に使った料金は、上の比較表と公式ページの年払いの基本料金です。従量課金、メンバー追加、オプションは含めていません。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 個人事業のときのプランを、法人化後もそのまま使えますか?
出典からは読み取れません。freee は個人事業主向けと法人向けで製品の案内が分かれており [1]、マネーフォワード クラウドも個人向けと法人向けでプランが分かれています [2]。法人化後にどのプランへ切り替えるかや、データの引き継ぎ方法は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 乗り換え前に無料で試せますか?
freee会計は30日間の無料お試しがあり、クレジットカード登録は不要です [4]。マネーフォワード クラウドは1ヶ月の無料トライアルで、1事業者につき1回の利用です [5]。トライアルで入力したデータは、トライアル後も引き継げます [5]。
Q. 年払いと月払いで、料金はどう違いますか?
freee会計の法人向けプランは、年払いと月払いを選べます [3]。スターターは年払いのほうが月あたりの税抜料金が低く設定されています [4]。マネーフォワード クラウドも月払いと年払いを選べます [2]。解約費用と最低利用期間はありませんが、途中で解約しても返金はありません [5]。
Q. 法人になると帳簿の保存期間はどうなりますか?
法人は、帳簿と取引に関する書類を、事業年度の確定申告書の提出期限の翌日から7年間保存します [6]。ソフトに入力したデータだけでなく、契約書や領収書などの書類も保存の対象です [6]。保存の方法は、電子帳簿保存法のQ&Aで確認してください [6]。
Q. 料金改定の予定はありますか?
マネーフォワード クラウドは、2027年6月に料金体系の一部改定を予定しています [5]。トップページには2026年12月にも改定を予定していると書かれています [2]。freee会計の改定予定は、取得した出典から読み取れません。契約前に、公式ページで最新の情報を確認してください。